機械式デフを導入するとなれば、定番のクスコ製。
こちらはTypeRSの1wayです。
実はもう1個買ってる(笑)
こっちは同じクスコ製のTypeRS SpecFの1wayになります。
違いがわかります?(笑)
ま、まあケースは同じなんだけどね!
これ、標準仕様とSpecFで違うのか、単純に製造ロットなども違いなのかは不明ですが、ケースを閉じてあるネジの頭の色が違いますねえ。
良く見比べてください(笑)
TypeRSは黒、SpecFは銀色になってます。
何か意味があるのかな?それとも、特に意味はないのかな?
同時に2つも買う人は少ないと思うので、そもそも情報がないと思いますが(笑)
クスコのデフのタイプはMZとRSがあり、MZが所謂昔からある板バネで外からイニシャルを掛けるタイプ。
RSはカムプレート内側に内臓されたスプリングで、外側に向かってイニシャルを掛けるタイプで、その他の構造に大きな違いはありません。
そのいずれかのタイプを選んだ上で、標準モデルと、SpecFと言う新しいフラットプレートを組み合わせたタイプが存在します。
今回買ったのはどちらもRSですが、標準とSpecFの二種類と言う事になります。
SpecFはフラットプレートを組み合わせる事で、デフの効き始めのガツンッと来るフィーリングや、低速域でのチャタリングを抑えられると言うメリットを謳っていますが、効きの強さ自体に差は無いそうです。
それが事実なら、メリットしかない様な気がしますが、はたして本当に違いは体感できる程の差があるのでしょうか?
とりあえず組んでいきましょうかね。
降ろしたデフケースからデフを取り出し、リングギアを外します。
ベアリングやサイドシールは再使用しないので、新品を用意しておかないといけません。
また、NBロードスターはアジャストスクリューでバックラッシュ調整が可能でしたが、RX-8はシム式です。
予め数種類のシムを用意しておくとスムーズに進みますが、どれくらい差が出るか見当もつかないので、外してからチェックと言った感じ。
とりあえず現在付いているシムで組んでみて、差を確認した上でシムを注文です。
ちなみに、これがRX-8の純正デフ、方式はスーパーLSDと言うタイプになりますね。
特徴は、サイドギアに取り付けられたプレートの間にスプリングが付いてイニシャルを掛けてあります。
通常のオープンデフにそっくりですが、プレートが開いてサイドギアをデフケース内部に押し付ける事で差動制限を掛けるのが、このデフの特徴です。
ギアの歯の角度とケースとギア背面の接地面積でロック率が決まるため、スプリングだけ強化してもロック率は変わらないのでご注意あれ。
ついでなので、こちらのデフマウントも打ち替えておきます。
アルミ製のリジッドマウント化しました。
あとから、エンジンマウントも決めちゃいます。
2つ組まないといけませんからね。
清掃済みのこちらも倉庫から引っ張り出しておきます。
シムが届くまで何も出来ないので、載せ替えは後日ですね。
違いは後程報告したいと思います。
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