一気に仕上げてますが、競技車両を作る時って大体こんな感じになると思います。
両席バケットシートに変更と、ロールケージによる乗員保護とボディ剛性アップを図ります。
フロアカーペットやオーディオ、エアバッグの類も全て撤去して、不要な配線は間引くと言う作業も。
案外エンジンと言う物は、壊れてもお金さえ払えばまた手に入りますが、ボディの方が貴重だったりしますね。
ちなみに、フロントウインドウを外してピラー周りにスポット増し、ドア開口部とセンタートンネルにも追加でスポットを打ってます。
一度、車内の部品は全て取り外して、フロアのアンダーコートも全て剥がします。
もちろん、ダッシュボードまで一度取り外して、バルクヘッド側の防音材なども全て撤去です。
フロアに鉄板を張る人もいますが、隙間などに水や泥が入って錆びてしまうリスクがあるので、私は軽量な汎用マットをカットして使います。
マットにもちょっと細工して、ヒールストッパーを取り付けてみたり。
シート裏のスペースもご覧の通り鉄板内装で、アンダーコートまで剥がしてあります。
トランクフロアまで同様ですね。
こちらも、まあなくても良さそうですが、荷物を縛って固定するのに便利なので、リアタワーバーを装着(笑)
万が一のためにスペアタイヤは残してあります。
もちろん走る時は降ろしますが、ウェットだとバラストとして積んでおくと言う選択肢もあるので、あって困る物ではありません。
ショートコンソールはワンオフで作ってもらいました。
現在は、製作を依頼したジェットストリームから、正式に商品として販売されているみたいなので、興味のある方は是非お試しください(笑)
ジムカーナなどでサイドブレーキを使う際に、肘周辺には何もない方が操作性が良いです。
ドリンクホルダーなどは一切なくなりますが、競技車両ですし、まあこれくらいスパルタンな方が・・・
シフトノブとサイドブレーキレバーはジュラコン製の軽量タイプです。
ノブは球形状が最も操作性に優れると、個人的には考えています。
お?お気付きですか?(笑)
ドアパネルはフラット化してあります。
カーボンパネルにレザーを張った軽量タイプで、これも今回奮発した装備の1つですね。
競技車両にもオシャレは重要です(笑)
しかし、ご覧の通り収納はグローブボックスだけになるので、不便な車になってしまいますが、割り切って行きましょう!
メーターパネルは220km/hフルスケールとなり、実際、このクラスのチューンドカーだとあっと言う間に振り切ります。
流石に、マツダスピードアクセラには及びませんが(笑)
アートワークス・デワのメーターパネルなのですが、去年お話を伺いました。
社長さんがお亡くなりになったと言う事で、もうこのメーターパネルは手に入らない様です。
本当に残念です・・・
ちなみに、私は美観を損ねる追加メーターは使わない派なのですが、流石にエンジンをフルチューンしたフルコン制御の車で、何も監視しないのはリスクが高すぎるので、最小限の管理は行う事にしました。
定番の水温・油温・油圧に加え、空燃比&ノッキングモニター、そしてデータロガーを装備しています。
ダッシュボードにはシフトインジケーターと、デジタルタコメータを配置。
厳密に言うと、タコメーター機能付きのターボタイマーなのですが。
視界の妨げになるダッシュボード上には、可能なら何も置かないのが理想ですが、この位置ならウインドウには被りません。
おまけ。
写真では全く伝わりませんが、ハードトップの内側はキラキラのラメ入りにしました(笑)
閉じていても星空が見れます♪
・・・って言いたいところなのですが、急いでるからテキトーに余ってる黒で塗ってくれ!って依頼したら、これで塗装されたと言うオチになりますが(笑)
まあ、遊び心があって良いのでは?なんて。
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