シルビアのアレコレ・・・

うちのシルビアはSpec-S・・・
Spec-Rの様なハイパフォーマンスグレードではないので、ターボの有無以外にも結構違いがある。

例えば、ハンドリングパッケージのオプションを付けた場合は、Spec-Sでも高剛性ボディに16インチホイールの組み合わせだったり、デフのタイプが変わったりする。

MTならオープンデフからビスカスLSDかヘリカルLSDが選べる様で、ATならビスカスになると言った感じ。

定かではないが、昔からトルコンとLSDの相性はあまりよろしくないと言われており、その理由が、トルコンは滑るから車軸でロックしてもエンジンパワーは駆動輪に伝わらないと言った事らしい・・・

でも、実際にはロックアップ機構が付いているので、そんな事はないはずなのだが。
と言うより、実際にRX-8はMTもATも無関係に、全車スーパーLSDが標準装備だったりするわけで・・・

まあ、デフはともかくファイナルギアを変更したいと考えている。
NAでパワーこそないものの、S15シルビアのATはギア比的に1速でカバーできる速度域が結構高め。
Spec-Rのファイナルギア比はSpec-Sに比べてハイギアなので、これと組み合わせると理論値で1速レブ約80km/hってスピードが出る事になるんだ。

ロックアップも遅く、駆動ロスの大きい旧式と言う欠点こそあるものの、AT最大のメリットはトルコンの働く低速域の強トルクと言えるので、案外シフト回数が抑えられ、低速ギアで引っ張る事が出来ればそんなに遅くはないのではないかと考える。

コースレイアウトによっては、Spec-Rを追いつめる事も可能だろうか?
向こうはMAX60km/hのストレートでもシフトチェンジが1回発生するので、そのロスは0.4~0.5秒ある。
このロスタイムの間に、ATは加速し続ける事が可能なので、加速力の差も埋まるのでは?なんて(笑)
さすがにキツイか。

とりあえず、1つデフケースAssyを見付けたのですが、Spec-Rから外しましたと言う記載がある。
しかし、Spec-Rのデフとは一言も書いていないので、ちょっと怪しい感じがする。
いや、失礼ながら勝手にそう警戒してるだけなのですが、念のために出品者に確認をしてみた。

ヘリカルですか?と問うも、ギアが見えるのでたぶんそうですって曖昧な回答だ。

そこで、中身の写真を見せる様に要求しました。
出品者から送られて来た写真の掲載許可を頂いたので、以下に貼り付けておきますが・・・




いやいやいや。
案の定、これですよ(笑)

わかります?オープンデフです。
これ、Spec-Rなら通常ヘリカルLSDが装備されているのですが、ご覧の通りです。

確かにギアは見えるけど、これは違うでしょ(笑)
ヘリカルであれば、当然ヘリカルギア、またはウォームギアの内臓されたデフとなりますが、こいつはシャフトにべベルギアの組み合わされた、普通のデフです。

こうなると、ギア比もSpec-R用か怪しくなってきます。
相場より安い物はちょっと注意した方が良さそうですね。

他には、剛性ボディの方ですが、これはミッション下に一本、トランクフロアに一本と左右にガセット補強、リア側メンバー後方に一本の補強が追加される。
これに加えて、トランクフロアの一部板厚アップと言う補強になるので、厳密に言うと中古部品の補強バーを揃えただけでは、ハンドリングパッケージ及びSpec-Rと同等のボディにはならない。

とは言っても、無いよりはマシなのかな?なんて。
実際に走らせると、リアフロアの追従が遅く、極端に言えばターンインで鼻先が入った後から、ボディがくの字に折れているかの様な反応の鈍さがあります。
これが少しでもマシになるなら・・・なんて思ってますが。


あと、これは後回しでも良いのですが、結構ホイールが傷だらけ・・・
ボディに合わせてマットブラックにでも塗っちゃおうかな?なんて。


こっちのガリキズも気になりますよねぇ。
長年のブレーキダストが堆積して、良い感じのブロンズカラーになっています(笑)

デフを探してもなかなか見付からないし、のんびり探しながら先にホイールをどうにかしようかなぁ。

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