ドリフトやジムカーナで不都合なABSをキャンセルをするにしても、サーキットへ行く度にヒューズ抜きなんて面倒臭い事はやりたくないでしょ?
シルビアにはEBDがないので、ヒューズ抜きでも何でもABSを機能停止させてしまえば結果は同じ事なんだけどね。
ただ、手間は省きたい。
ここなんですがね。
これはエンジンルームを運転席側から真下に向かって覗いたところ。
フロントの車輪速センサーのカプラーですね。
車輪速センサーのいずれか1本に断線判定を入れると、コンピュータは故障と誤認してアクチュエータの動作を停止します。
つまり、カプラーを引き抜いてやれば良いわけ。
しかし、この位置ってヒューズより面倒ですよね。
って事で、こんなの作りました。
良くあるセンサーの配線をカットしてスイッチを割り込ませるアレと似た様なものですが、センサーの配線をカットするなんてリスキーな事はしません。
センサーのカプラーに中継ハーネスを割り込ませる事で配線の加工を避け、ON/OFFはリレー制御。
スイッチをOFFの状態では通常通り、どこを迂回する事もなくセンサーは生きている状態となり、スイッチをONにするとリレーが作動して信号を遮断する仕組みです。
センサーにスイッチを割り込ませるのとは異なりますよ!
スイッチの配線は、ちょうど吸気のサージタンク裏にサービスホールがあったので、ここから引き込みます。
車内から見るとこんな感じ。
フットレストの丁度真上に出てくる穴です。
あとは、ここからオーディオ裏に引き込んで、スイッチに電源を繋いでやればOKです。
取り付けが完了したら、試しにスイッチON!
ABSのチェックランプが点灯して、キャンセルされている事がわかりますね。
復帰は、スイッチをOFFにして再始動すればABSの機能が自動的に復旧します。
このまま走らせると、ややリア寄りのブレーキバランスなので、ドリフトには丁度良いかもしれませんね。
ON/OFFも手元で操作出来るので非常に楽ですし。
ABSキャンセルの詳しい情報は以下の記事を参考にしてみてください。
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