始動性悪化の原因を探る

なんだか始動性が悪い。
スターターは元気よく回っているし、一度温まってしまえばなんて事はないのだが、冷間時の始動性があまりよろしくないのだ。
アイドルが若干不安定な様子でもある。

チェックランプは点灯していないので、ダイアグノシスでもエラーコードは拾えないし、良くあるエアフローセンサーの汚れか？スロットルの汚れだろうか？

こいつがエアフローセンサーだ。
アクセラの場合、と言うより最近の車はセンサー部分だけ簡単に外せる構造が多いので、これを点検するのが一番簡単な作業だろうか。

作業性の良い物から消去法で順番に点検していこう。

・・・と言う事で、ネジとカプラーを外して引き抜けば簡単にチェック出来るのですが、汚れている感じではない。
一応、キャブクリーナーで洗浄しておいたが、特に変化はなさそうだ。

次にスパークプラグ辺りを見ておきたいところだが、こいつはインタークーラーがご丁寧にヘッドカバーの真上に取り付けてある。

結構面倒な作業なのだ。
出来れば後回しにしたいし、どうせ分解するならスパークプラグの替えを用意してからの方が良いよねぇ。

んじゃ、とりあえずスロットルを確認して、必要ならキャブクリーナーで洗浄しておきますか！

と言う事で、サクションパイプを辿ってみるが、スロットルが見当たらない。
エンジンの後方へ向かっているようだ。

・・・と思ったが、その先にはタービン。

そうだった。こいつはターボだ。
って事は、タービンの更に下流にスロットルがあるわけだよね。

んで、インタークーラーの出口から、ぐるりと前方の方へ回ったパイプを目で追って行くと・・・

んー？

ん？

オーマイガッ！！

うそだろ？こんな下の、奥の方に付いてるのかよ！！

インタークーラーを取り外さないと、スロットルに接続されているホースを抜くスペースもなさそうだ。

おまけに、こんな狭いところでウォーマーのホースを引き抜こうものなら、間違いなく周辺がLLCでベタベタになっちゃう。

こいつはキツいぜ・・・。

よし！後日だ！