後期のRX-8、特にRSはノーマルでエアロスタイルなので結構カッコイイのですが、ちょっとアクセントを加えて、より速そうな印象を与えたい!
とは言っても派手なエアロパーツや大きなウイングを取り付けて、いかにもと言った威圧感は出したくないので、控え目な純正オプションでまとめてみた。
まずはフロントに、何故か車両の生産終了後、数年経過してから突然発売された新作のAutoExeのSE-05リップスポイラーを選択。
後期のRX-8自体が少ないので、装着率も低めですが、悪くないですよ!
ノーマルバンパーの底に装着されたリップを、少し大型化した様なデザインで、パッと見た感じだとノーマルと大きな差は無い様に見えてしまうのが欠点ですが、僅か10mm程度の延長でも写真を撮る角度によってはこの通り、かなり突き出たワイド感がありますね!
ノーマルバンパーのままリップだけ交換するので、安上がりに思えますが、社外品のエアロバンパーが買えてしまいそうな値段なのが最大のデメリットかも。
ただし、フィッティングは完璧で、純正の雰囲気は全く壊さないのでGood!
リアはノーマルスポイラから、前期用のマツダスピード製リアウイングに変更。
前期用と言うだけあって、後期ではラインナップされておらず、製品自体も絶版で中古以外での入手方法はありませんが、結構オークションなどでも見掛けるので、入手自体はそんなに困難ではないです。
最近、急に相場が値上がり傾向なので、買うなら今かも。
純正オプションなのでもちろんですが、車検対応設計です。
ウイング幅1400mm強となっていながら、RX-8のボディ形状の関係から数値以上に幅広で大きく見える点はいいですね!
後ろから見るとこんな感じ。
純正ウイングにしては珍しく、ウイングラダーも板厚が薄く、社外品の様な印象を受けますね。
ちなみにこのウイングラダーを延長して、嵩上げするパーツが売られていますが、このウイングを嵩上げするとエアロ効果は失われてしまうので要注意。
まあ、実際の効果を確かめたわけじゃないのですが、ウイング本体の板面積がGTウイングなどと比べても遥かに小さいでしょう?翼端板も装備されていません。
設計段階の風洞実験で実証している様ですが、かつてR32型スカイラインGTRでNISMOが採用したリアスポイラと同じ理屈で、上に装備された見掛け上のウイングではなく、下段のトランクスポイラの効率を上げる狙いがあります。
迎え羽で上方は風を受け流して空気抵抗を抑え、下方には下段のスポイラに風が向かう様になっているとの事。
この距離感が変わってしまうと、効果が急激に失われると言う理屈らしいですが、そもそもこれの効果を発揮するのが結構高い速度域の話らしいので、ミニサーキットやジムカーナなどではそもそも装着する理由がない、と言う事になりそうですが(笑)
サイドは変更なしですが、ホイールの変更と、車高はこんな感じで控え目の仕様になっています。
コンビニの輪留めをギリギリかわすか、少しリップの底を擦る程度の安心仕様です(笑)
下げ過ぎは下品になるばかりか、一般道を走るのにも不向きですし、何より保安基準の問題もありますからね。
ホイールはフロントに9.5J+22、リアに9.5J+15のレイズCE28Nとしています。
使用するタイヤは前後共通で265/35-18インチ。
ちなみに、チューニングは足回りとデフだけで、エンジンは吸排気や点火系を含めノーマルです。
恐らくロータリーをチューニングしようと思ったら、ECUに手を加える事も視野に入れて精密OHによるシール性向上とバランス取り、ポートチューンに限定される感じがするんですよ。
ターボを付けるなどは別としても、言い換えれば、この車両に於いてはノーマルかフルチューンのいずれかしか選択肢がない印象ですよね。
個人的にはマフラーとエアクリーナーだけ交換しても、むしろノーマルより劣ると考えているので、敢えてと言うよりは、最善の選択としてノーマルの吸排気を使うと言うのが私の答えです。
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