私のRX-8も遂に10万キロを超えました。
ロータリーは10万キロが寿命だなんて言われてますが、まだまだ絶好調ですよ!
さあ、ここからがエンジンも徐々に弱ってくる岐路に差し掛かったと考えるべきでしょうか。
よく、ロータリーエンジンのメンテナンスについて尋ねられる事があります。
普段は何か気を遣う事はあるの?
どんなオイルを使ってるの?
エンジンが掛かり難かったり、どこか故障し易い場所などは?
などと言った感じ。
折角なので、良く聞かれる質問にお答えしましょう。
RX-8に限定した話なのか、RX-7など他のロータリーエンジンも含む話なのかはわかりませんが、少なくとも私のRX-8は特別気を遣っている様な点はありません。
強いて言えば、始動後に暖機をしてから動かす程度でしょうか。
これについてはレシプロエンジンの車両でも同様に暖機をしてから動かすので、RX-8だからやっていると言うわけではありませんが、一応メーカーも暖機を推奨しているエンジンなので、余程理由が無い限りはやっておいた方が良いかもしれませんね。
暖機と言っても完全暖機は走り出してからになりますし、庭先でエンジン始動後、水温計が下限から動き出すまでを目安にしています。
何と言うか、マニュアルって始動直後のファーストアイドルが高い状態で動かすと、ちょっとギクシャクしたりするでしょう?
あれを嫌って、以前から回転がある程度下がるまで温めると言った習慣になっているだけなのですが、RX-8の説明書ではタコメーター内の可変レッドゾーンランプが1つ消灯するまでを目安としています。
前期型については水温計が動き出すまでと言った記載になっていますね。
ちなみに、走り出してからも完全暖機はエンジンと言うより駆動系に熱が入るまでと考えているので、水温が上がりきった後もしばらくは控え目の運転をしています。
ただ、極端に気を遣って乗っているわけでもなく、いたって普通に乗ると言った感じでしょうか。
ちなみにオイルについては街乗りからサーキット走行まで、マツダ純正の普通のオイルです。
ディーラーで交換してもらっているので、マツダゴールデンの5W-30、冬は0W-20を入れる事があると言った感じ。
ロータリーオーナーは過敏な人も多いので、この辺りを狙ってか高価な専用オイルを推奨するショップなどもあります。
まあ、そのオイルが悪いと言うわけではありませんし、専門ショップが推奨するのだから良いオイルだとは思いますが、何かハードにチューニングしているとか、明確に狙いがない限りは純正オイルで全く問題ないのでは?と言うのが個人的な意見です。
オイルについては専門ではありませんが、基本は推奨粘度を守り、フリクションロスを抑えるなら許される範囲で粘度の低い物を選ぶのが良いのでは?と思います。
大凡みんなが気にしているSAE規格の数値って、単純にオイルの性能を表す物ではなく、高温域でどうなるか、せん断力は?となると、ベースオイルの性能に依存すると言うのは昔から言われている事ですし、最近ではトヨタが高性能オイルを発売した際にそれをより詳しく説明している動画も出てきて話題になっていましたよね。
中にはその辺りも詳しく品質・性能データを記載してあるオイルもあります。が、ほとんどの場合そこまで正直に書いていない商品が多いです。
少なくとも、メーカーはテキトーな試験や予測だけで設計はしませんし、耐久試験をクリアして問題ないと判断された物が推奨オイルとしてマニュアルに記載されているはずです。
現に、マツダ純正オイルで9000rpmオーバーまで遠慮なくぶん回していますが、トラブルはなしです。
その他故障する場所と言えば、どんなところでしょうか。
RX-8の持病としてクラッチペダルが折れるとか、IGコイルが熱害で壊れ易いと言った点や、前期型の場合はブローバイガスでエアフローセンサーやエアクリーナーがオイルで汚れると言ったトラブルは時々聞きます。
しかし、スパークプラグの消耗がやや早いかな?と言った程度で、これと言って大きな故障や弱点らしい弱点もない感じですよ。
最大の弱点は恐らく、燃費です(笑)
たぶん、RX-8を維持する上で一番コストを考えなければならないのがガソリン代だと思うので、使用頻度によってはセカンドカーにしてもう一台普段乗りを買った方が総維持費が安いなんて事も有り得ます。
都会だと駐車場代も掛かったりするので、2台持ちがお得とも言い切れませんが(^^;
参考までに(笑)
コメント
コメントを投稿