RX-8の内装は結構カッコイイのですが、デザイン性や主張が強過ぎて若干操作性の悪い部分が多い。
例えばシフトノブやサイドブレーキレバーだ。
サイドブレーキはジムカーナでは多用するものの、サーキット走行ではほぼ出番のない部分なので気にならない人も多いかもしれないが、シフトノブはいただけない。
ロータリーをアピールしているのか、トップ形状が三角形となっており、握り難いし掌で転がすにも扱い難い形状だ。
全車に当て嵌まるのかまではわからないが、例えば、フェラーリやポルシェと言ったスペシャリティ、スーパーカーなど走りに重点を置いたリアルスポーツはこぞって球形状のシフトノブを採用している事からも、操作性に最も優れる理想の形状は球型だと私は考える。
軽い物、重い物、色々と選択肢はあるが、幸いにもNDロードスターの純正シフトノブがRX-8には簡単に流用可能だ。
ただし、前期の場合はシフトパターンが異なるので、社外品のシフトパターン差し替えキットが売られている。そちらを活用すれば、NDロードスター用のシフトノブが使用可能だ。
球形状の本革ノブとなるので、美観を損なう事無く優れた操作性が手に入る。
加えて、ガードの付いた特殊なグリップ形状のサイドブレーキレバーを加工して、一般的なストレート形状に変更。
合わせて、シフトブーツとレバーのグリップに本革のカバーを採用した。
これで高級感も出るぞ!
もう一点、RX-8には気になる欠点がある。
まさかと思うかもしれないが、クラッチペダルの折損トラブルが多いのだ。
そこで、強化ペダルを導入する事にした。
これは、クラックの入り易い部分に補強を入れ、取り付け剛性アップと、タッチフィーリングの向上を狙ったパーツとなる。
取り付け時は、クラッチのミートポイントを調整する必要があるので、少々作業が面倒ではあるが、街乗り主体ならロッドは短めに調整して奥で切れて足を少し浮かしたらすぐに繋がる様なセッティングが乗り易いと思う。
対して、サーキット走行主体なら、ロッドは少し伸ばしておき、ペダルを踏んで話す際に、バネが効いてペダル抵抗が増す直前辺りで繋がる様に調整しておくのが良いと思う。
理由は素早いクラッチ操作を行うため、クラッチを踏む足が先行してシフトチェンジが完了する前にクラッチが繋がってしまうのを防ぐ目的がある。
速くクラッチが切れると言うメリットもあるが、どちらかと言うとシフトミスを防ぐ目的の意味合いが強い。
この辺りは好みもあるので、あくまでも参考程度にと言う事になるが。
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